良い記事を書いているつもりなんだけど、なかなか検索上位表示されない!と悩んでいる人に向けた、前回の記事の続きです。
相手に響く、いい内容のことを書いているんだけど、検索上位されない・・・という場合は、競合サイトに負けている場合が多いです。
是非この記事で3つのポイントに沿ってチェックしてみてください。
記事概略
- google検索結果から、ライバルサイトの強い/弱いが分かる。
- 関連ワードで検索を行うことで、キーワードの絞り込みを行うことができる。
- ニッチなジャンル、ニッチなキーワードであれば、十分に戦える土俵が見つかる。
google検索結果から、ライバルサイトの強い/弱いが分かる。
前回の記事で取り上げた「フラワーアレンジ」というキーワードを例に挙げます。
フラワーアレンジ教室
フラワーアレンジ販売
フラワーアレンジの求人
・・・
個人がまともに勝負できるような気がしません。
検索ボリュームの多いキーワード(「ビッグワード」と呼ばれます)だと、このようにライバル同士が熾烈な競争を日々繰り広げていますので、ここで個人が勝負するのは非効率。
こういった場合、関連検索ワードで絞り込みを行っています。
関連ワードで検索を行うことで、キーワードの絞り込みを行うことができる。
検索結果の下部に注目
「〇〇〇に関連する検索キーワード」とあるので、ここからさらにキーワードを絞り込みます。
いくつか候補が表示されているので、最も自分が得意そうなものを選び、再度検索をかけます。
この検索ボリューム(約 1,130,000 件)だと、まだまだ赤枠で囲った競合サイトは作りこみがしっかりしていて、強いです。
ところが検索4位を見ると、youtubeの動画が表示されています。
中身を見てみると・・・
家庭用のカメラorスマホで撮影されていると思わしき動画。
投稿者情報は・・・
料理レシピを主に投稿している方のようです。
ここまで絞り込むと、「本業の花屋だったらもしかして勝負できるのでは?」という気になってきますね。
ニッチなジャンル、ニッチなキーワードであれば、十分に戦える土俵が見つかる。
これから「どの土俵で勝負しようか・・・」と考えた時に、ビッグワードで検索すると、上位表示されている競合サイトのあまりの強さ(強そうに見える見た目も含めて)に、「これは勝てないわ・・・。」と思ってしまいがちです。
しかし、制作作業に取り掛かる前に、キーワードを絞っていくことで勝てそうなジャンルは十分見つかります。
参考 弊社SEO施策で検索1位を獲得した事例
ちなみに、弊社のスノーボードサイトで以前制作した「リバースターン」という滑り方のテクニックを紹介した記事は、見事検索1位を獲得しています。
検索結果を分析したところ、、、
「リバースターンってどうやってやるの?」というニーズがあることが分かったので、それに応える内容としました。
ライバルサイトの動向は、、、
- 「これカッコいいでしょ」というような自慢動画
- 解説動画はあるものの、いまいち教え方が分かりづらいものばかり
だったので、それらを補う形で「どういったところに注意して滑ったらよいか」ということを中心にサイトを制作したところ、見事意図通り上位表示させることができました。
このように、①自分が教えられること、②相手が欲しがっていること、③ライバルよりも強いことの3つが重なると、きちんと結果がついてくる。ということが実証されています。
まとめ
google検索結果からユーザーニーズを読み解く
相手の欲しいものを与える
ライバルのいない/少ない/弱いところで勝負する
というのが上位表示させる基本的な戦い方になります。
自分が真剣に取り組んでいるビジネスでしたら、それに愛情を注ぐことはたやすいこと。自分が強みを発揮できる分野でそれをコンテンツに表現することができれば、無敵です。