前回の記事であなたはペルソナを作りました。
この記事では、その作ったペルソナに対して、バラ色の未来・青写真を見せる。というフェーズに移っていきます。
記事のタイトル、冒頭の一文、アイキャッチ画像。このあたりまでを網羅したお話をさせていただきます。
この記事で伝えたいこと(概念)
言葉で書くのはなかなか理解しづらいと思ったので、イラストにしてみました。
ペルソナが絵の中央にいる人間で、まずはこの絵の右側の伝えたいこと、叶えてあげたいことを整理していきます。
この記事を読んで、あなたがやること
- そのペルソナに対して伝えたいことを整理する(頭で考えていることを整理する)→記事の骨組み。ネームみたいなもの
- 伝えた結果、相手にどんな未来が待っているのか青写真を見せる(あ、ここなら願いがかないそう。というビジョンを見せる)→記事の冒頭で使う。(タイトル・アイキャッチ・最初の一文)
以上となります。
ペルソナに対して伝えたいことを整理する。とはどうやってやるのか?→紙に書くのがおすすめ。
先の記事のデザイナーの例で言うと、”「集客ってどうやってやるんだろう?」と悩んでいて、かつコンサルに頼まない、自分で学びたい人」”何を提供するか?ということを考えることです。
また、この記事を読んでいるあなたをペルソナにするのなら、「ペルソナを設定した後は次にどうしたらいいんだろう?」と思っている人に何を提供するか?を考えることです。
ここまでの競合調査や、自分のポジショニング、ペルソナ設定を1つ1つクリアしていたらさほど難しくはありません。
ただ、この段階では発想があちこちに拡散したり、思考が同じところをループしがちなので、紙に殴り書きをしてみることをお勧めします。
個人的に好きなのが白紙の紙。コストもごくごく低い裏紙を使っています。
(実際に書いた紙。考えがまとまらない時はいつもこうして紙に書いている)
書いてくるうちに、だんだんと言いたいことが絞れてくるので、紙2枚目か3枚目ぐらいになると、1記事の全体像が出来上がってくると思います。
伝えた結果、ペルソナにどんな未来が待っているのか青写真を見せる。とはどうやってやるのか?→どうなったら相手は満足する?
言いたいことを整理することまでできたでしょうか?
次は、どうやったら読んでくれた方が満足に残されるでしょうか?を考えます。
この記事の例で言えば、この記事を読んでいるあなたが・・・
「そうか、ペルソナを作ったら、その人を満足させるビジョンを描くのか!」と、次にやるべきことが明確になり、ちょっと小躍りするぐらいの勢いで、読んでくれた人の未来を創作しはじめる。
という風になってほしいのです。
前回記事の「集客したいデザイナー」を例に出すと
この記事に書いてあることを実践した結果、人がバンバンと相談してきて仕事の依頼が殺到。嬉しい悲鳴なことに忙しすぎて依頼を幾つか断らざるを得なくなっている。
仕事の単価もアップさせることができ、生活も安定。というよりウハウハ。
時間もお金も余裕ができて、家族がハッピーになった。安心、ニコニコ。不安も解消
というぐらいまでの青写真を見せるイメージです。
余談。原則中心の人間の欲求段階から整理すると立ち位置が明確になる。
最近夢中になって読んでいる原則中心という本にあったのですが、個人、組織、国を問わず、人が関わっていることは必ず4つの分野に分けられるそうです。
===
戦士→生理的欲求(生きること、規律を守ること)
↓
恋人→社会的欲求(所属、交流、遊ぶこと)
↓
魔法使い→知的欲求(知識、達成、自身、想像、自己実現)
↓
王様→精神的欲求(貢献、ビジョンを見せる)
===
マズローの欲求5段階説に1つ自己超越というものを加え、独自に整理し直した概念だそうです。
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この記事で言っている「ペルソナに青写真を見せる。」というのは、王様に当たる部分。
既に伝えたい分野で専門知識を持っているあなたは、その分野での知的欲求を既に満たしている。(既にそのステップの要求は消滅しており、次の精神的欲求を満たす段階)ということです。
だから、知的欲求を満たしたいペルソナに対して、あなたがビジョンを示す。というのがこの部分でやるべきことです。
まとめ
- ペルソナに対して、記事で伝えたいことを紙に書いて整理する
- ペルソナに対して、青写真を見せる
というのがこの記事でお伝えしたいことです。
ということで、早速紙とペンを用意して取り組んでください。